天桴(読み)テンプ

デジタル大辞泉 「天桴」の意味・読み・例文・類語

てん‐ぷ【天×桴/天府】

機械時計に使われる調速器。かちかちと音を立てる部分。これでぜんまい一定速度でほどかれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の天桴の言及

【てんぷ】より

…現在のようなてんぷは17世紀,オランダのC.ホイヘンスの考案によるといわれている。てんぷは和時計の用語で天府,天桴,天符などと書かれるが,語源は明らかでない。【小野 茂】。…

※「天桴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android