天下の町人(読み)てんかのちょうにん

精選版 日本国語大辞典 「天下の町人」の意味・読み・例文・類語

てんか【天下】 の 町人(ちょうにん・まちにん)

江戸時代、将軍家直轄の地に住む町人を、城下町の町人に対していう。
浮世草子好色二代男(1684)二「天下(テンガ)の町人(マチニン)なればこそ、一日五両の船賃は出せ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android