天の瓊矛(読み)アマノヌホコ

デジタル大辞泉 「天の瓊矛」の意味・読み・例文・類語

あま‐の‐ぬほこ【天の×瓊矛】

日本神話で、伊弉諾いざなぎ伊弉冉いざなみ二神が国産みに用いたという、玉で飾った矛。あまのさかほこ
「すなはち―を賜ふ」〈丹鶴本神代紀・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「天の瓊矛」の意味・読み・例文・類語

あまの【天の】 瓊矛(ぬほこ・にほこ)

玉で飾った立派な矛(ほこ)。「古事記」「日本書紀」では、伊邪那岐、伊邪那美二神の国産みに際して用いられたものとされる。
※古事記(712)上「是のただよへる国を修理(つく)り固め成せ、と天沼矛(あまのぬほこ)を賜ひて、言依(ことよ)さし賜ひき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android