大露地(読み)おおろじ

精選版 日本国語大辞典 「大露地」の意味・読み・例文・類語

おお‐ろじ おほロヂ【大露地・大路次

[1] 〘名〙 広い露地(ろじ)
洒落本・客衆一華表(1789‐1801頃)富岡之套「蟇(ひきがへる)は大路次のどぶっぱたにいくらもゐらア」
[2] 江戸時代大坂岡場所一つ。現在の西区北堀江近辺にあった。
※洒落本・浪花色八卦(1757)宝卦「大路次は此所の古地にて濫觴の所なれど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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