大負(読み)おおまけ

精選版 日本国語大辞典 「大負」の意味・読み・例文・類語

おお‐まけ おほ‥【大負】

〘名〙
勝負事でひどく負けること。
※甲陽軍鑑(17C初)品五一「是は偏に大負(マケ)瑞相とて、殊外侍大将衆悔申され候は」
商品を大幅に値引きしたり、品物をよけいに加えて売り渡したりすること。また、物事規準を大幅に下げたり、大目にみたりすること。
※あひゞき(1888)〈二葉亭四迷訳〉「大負けに負けて、人柄を崩して」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android