大豆ミート(読み)ダイズミート

デジタル大辞泉 「大豆ミート」の意味・読み・例文・類語

だいず‐ミート〔ダイヅ‐〕【大豆ミート】

大豆原料とした代用肉加熱と加圧処理をして成形した後、乾燥させた状態で販売されているものが多く、湯で戻して料理に用いる。大豆肉ソイミート

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「大豆ミート」の解説

大豆ミート

大豆を原料とした植物性の人工肉調理の際には水戻しした後、肉と同じように焼いたり揚げたりすることができる。肉に近い味や食感でありながら、高タンパクで低カロリーであることから、健康志向の強い消費者から支持されている。1970年代のはじめに完全菜食主義者向けの食品として登場したが、味や食感は本物の肉に劣り、購入層も限定されていた。2010年以降、加工技術の進化品質が大幅に改善されたことから、アメリカを中心に広まっていった。日本でも新たなブームが起きつつあり、大豆ミートを使ったメニューや食品を開発する企業が増えている。

(2019-4-25)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android