成形(読み)セイケイ

デジタル大辞泉 「成形」の意味・読み・例文・類語

せい‐けい【成形】

[名](スル)かたちづくること。また、ある形に作ること。形成。「胸郭成形
「明治十四五年の交に―したる在野二政党」〈小林雄七郎・薩長土肥〉
[類語]形成造形成型整形形作る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「成形」の読み・字形・画数・意味

【成形】せいけい

一定のできあがった形。〔荘子斉物論〕一たび其の形を受くれば、びざるも盡くるを待つ。物と相ひし相ひ靡(び)せば争いもまれる)、其の行(ゆくゆく)盡くること馳(は)するが如く、之れを能(よ)く止むる(な)し。亦た悲しからずや。

字通「成」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

栄養・生化学辞典 「成形」の解説

成形

 形を整えること.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の成形の言及

【成体】より

…個体発生過程の最終段階にあり,生殖が可能となった生物(主として動物)個体をさす。昆虫では成虫,植物では成形といわれることが多い。一様に受精卵(種子)から出発しても,成体に到達するまでの過程は生物の種類によってさまざまで,胚,幼生(昆虫の場合は幼虫,植物では幼形),胎児,幼若個体などの段階を経る。…

※「成形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android