日本大百科全書(ニッポニカ) 「大湯温泉(秋田県)」の意味・わかりやすい解説 大湯温泉(秋田県)おおゆおんせん 秋田県北東部、鹿角市(かづのし)にある温泉。大湯川に沿って自然湧出(ゆうしゅつ)し、江戸時代から川原ノ湯、上ノ湯、下ノ湯、荒瀬ノ湯などがあって湯治場としてにぎわった。現在も4地区、37か所の源泉があり、50~73℃の湯が毎分1700リットル湧出する。泉質は塩化物泉、硫黄泉。付近には国指定特別史跡の大湯環状列石がある。国道103号が通じ、JR花輪線十和田(とわだ)南駅からバスの便がある。[宮崎禮次郎][参照項目] | 大湯環状列石 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例