大旨・概(読み)おおむね

精選版 日本国語大辞典 「大旨・概」の意味・読み・例文・類語

おお‐むね おほ‥【大旨・概】

[1] 〘名〙 物事の最も重要な部分。また、大体の主旨。主たること。
書紀(720)推古一二年四月(寛文版訓)「三宝は仏(ほとけ)・法(のり)・僧(ほうし)なり。則ち四の生(うまれ)の終の帰(よりどころ)万国の極宗(ヲホムネ)なり」
[2] 〘副〙 おおよそ。だいたい。あらまし
※大日経義釈延久承保点(1074)四「其の形(かた)ち大抵(オホムネ)相ひ似たり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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