大弁・大辨(読み)だいべん

精選版 日本国語大辞典 「大弁・大辨」の意味・読み・例文・類語

だい‐べん【大弁・大辨】

〘名〙
令制太政官判官(じょう)の一つ。左右各弁官局を統轄する。定員は各一人。従四位上相当官。おおいおおともい。
霊異記(810‐824)下「大辨の官、彼(そ)黄泉の事の状を取りて継ぎ累ね」
② 明治二年(一八六九)七月八日太政官に置かれた、弁(べん)一四人中の上位三人の官名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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