大島八幡宮(読み)おおしまはちまんぐう

日本歴史地名大系 「大島八幡宮」の解説

大島八幡宮
おおしまはちまんぐう

[現在地名]萩市大島

大島の南に鎮座する。祭神応神天皇仲哀天皇神功皇后。旧郷社。

延暦一一年(七九二)宇佐うさ(現大分県宇佐市)より勧請祭祀したという(天明元年棟札)。神像裏に「応永二十七年庚子三月二十三日願主僧了春敬白」とあり、さらに旧庄屋久保家の文化元年(一八〇四)記録に、文正元年(一四六六)建立され、社領七三石あったと記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報