大人振(読み)おとなしぶり

精選版 日本国語大辞典 「大人振」の意味・読み・例文・類語

おとなし‐ぶり【大人振】

〘名〙 人当たりが柔らかくて、いかにもすなおなように見える様子
団団珍聞‐五五七号(1886)「喃(なん)だっていの一番に縹致が剛気で年若で御満足で愛嬌たっぷりの穏当(オトナシ)ぶり」

おとな‐ぶ・る【大人振】

〘自ラ五(四)〙 (「ぶる」は接尾語) いかにも自分はおとなだという態度をとる。
※花上集鈔(16C頃)下「をとなぶって子どもしからずとも、をかれいぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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