大びら(読み)オオビラ

デジタル大辞泉 「大びら」の意味・読み・例文・類語

おお‐びら〔おほ‐〕【大びら】

[形動][文][ナリ]大っぴら」に同じ。
芸者の方が―で、面倒臭くなくって」〈荷風つゆのあとさき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大びら」の意味・読み・例文・類語

おお‐びら おほ‥【大びら】

〘形動〙 (「おおぴら」とも。「大開き」の意から) むきだしで、人目をはばからないでするさま。遠慮のないさま。おおっぴら。おおべら。
洒落本大通どらの巻(1785)「彼(かの)大通の大びらに銭金つかふを鈍漢(こけ)と譏(そし)り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android