夜込・夜籠(読み)よごみ

精選版 日本国語大辞典 「夜込・夜籠」の意味・読み・例文・類語

よ‐ごみ【夜込・夜籠】

〘名〙
夜中、ひそかに敵陣に攻め入ること。ようち
言継卿記‐大永七年(1527)二月五日「今夜四過時分、敵より夜こみをし候とて」
② 夜通しで茶事を催すこと。また、その茶事。夜が明けるまで行なう場合は朝ごみともいう。よごめ。
源流茶話(1715‐16頃か)上「手燈籠は、夜込・夜会ともに露地へ客を迎に出るとき持出申候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android