夜坐(読み)やざ

精選版 日本国語大辞典 「夜坐」の意味・読み・例文・類語

や‐ざ【夜坐】

〘名〙
① 夜、寝ないですわっていること。
※狂雲集(15C後)慚愧苴「紙窓夜坐鉄檠下 一点寒燈照寂寥」 〔新唐書‐劉武周伝〕
禅宗暁天坐禅に対して、初夜(午後七時から九時まで)の坐禅の称。
※俳諧・幻住菴記(1690頃)「夜座静に月を待ては影を伴ひ、燈を取ては罔両に是非をこらす」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android