夜不寝講(読み)よねんこう

精選版 日本国語大辞典 「夜不寝講」の意味・読み・例文・類語

よねん‐こう【夜不寝講】

〘名〙 多くの人が集まって夜どおし起きていることをいう、近畿地方やその周辺の語。
(イ) 大晦日の夜を寝ないで過ごすこと。
(ロ) 正月一四日または一五日の夜に、左義長行事一つとして、夜どおし宝引(ほうびき)などして遊ぶこと。よねこう。〔譬喩尽(1786)〕

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