多心(読み)たしん

普及版 字通 「多心」の読み・字形・画数・意味

【多心】たしん

気が多い。〔漢書、陳平伝〕王、を召して問うて曰く、吾(われ)聞く、先生魏(ぎ)に事(つか)へてげず、楚に事へて去る。今吾に從つて游ぶ。信なる、固(もと)より多心なるかと。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の多心の言及

【木材】より

…(9)偏心 心が中心から離れているもの。(10)多心 枝分れなどで心が二つ以上あるもの。そのほか曲り,ねじれ,腐れ,虫食い,空洞,変色,木口割れ,心割れなど多くの欠点項目がある。…

※「多心」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」