外山算節(読み)とやま さんせつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「外山算節」の解説

外山算節 とやま-さんせつ

?-? 江戸時代後期の囲碁棋士。
京都にすむ。本因坊元丈(げんじょう)の高弟。文政5年(1822)本因坊丈和(じょうわ)と京都寂光寺で対局した際,途中で卒倒して人事不省となる。意識回復後,局面が互角であることを確認し,打ちかけとした。6段。紀伊(きい)和歌山出身。著作に「置碁必勝」「置碁必勝後編」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android