売詰(読み)うりづめ

精選版 日本国語大辞典 「売詰」の意味・読み・例文・類語

うり‐づめ【売詰】

〘名〙 絶え間なく売ること。特に遊女などが客をとりつづけること。
浮世草子・風流夢浮橋(1703)三「まだるき客はとばして置、〈略〉三十日売(ウリ)づめにするかたじけなさ」

うり‐つ・める【売詰】

〘他マ下一〙 うりつ・む 〘他マ下二〙 絶え間なく売る。特に、遊女などが絶え間なく客をとる。
浄瑠璃吉野忠信(1697頃)一「年中なりともうりつめよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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