塩酸ナロルフィン(読み)えんさんナロルフィン(英語表記)nalorphine hydrochloride

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「塩酸ナロルフィン」の意味・わかりやすい解説

塩酸ナロルフィン
えんさんナロルフィン
nalorphine hydrochloride

C19H21NO3・HCl 。ナロルフィンの塩酸塩。モルヒネ拮抗剤として急性モルヒネ中毒患者の治療およびモルヒネ依存患者の依存度測定に用いる。速効性がある。水,アルコールに可溶。分解点 269℃。空気中では光により次第に分解して着色する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android