塩屋新田(読み)しおやしんでん

日本歴史地名大系 「塩屋新田」の解説

塩屋新田
しおやしんでん

[現在地名]上越市中央ちゆうおう四―五丁目・西本にしほん町四丁目・みなと町二丁目・東雲とううん町一―二丁目・さかえ町一―二丁目・あずま町・五智ごち二丁目・石橋いしばし一丁目・塩屋・塩屋新田

塩谷とも書き(天保郷帳ほか)いま町の西の海浜部に開発時からの集落があり、南方せき川両岸に飛地がある。開発の時期は慶長年間(一五九六―一六一五)とみられ、当地池田家蔵の寛保(一七四一―四四)頃の文書に「当村根元之儀ハ百三十年以前松平総佐様御代能州石動より引越百姓にて、塩屋新田村に住居仕、塩浜を以渡世仕、氏神之儀も其砌能州石動権現勧請仕日宮権現と祝申候」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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