塩尻梅宇(読み)しおじり ばいう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塩尻梅宇」の解説

塩尻梅宇 しおじり-ばいう

1804-1876 幕末-明治時代の儒者
文化元年生まれ。備中(びっちゅう)(岡山県)岡田藩士。佐藤一斎にまなび,同門の安積艮斎(あさか-ごんさい),佐久間象山(しょうざん)らとまじわる。藩の地方(じかた)役人をへて,藩校敬学館の教授となった。明治9年1月19日死去。73歳。名は恭。字(あざな)は子譲。通称は雄右衛門。別号に清風楼主人。著作に「省草」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android