塞雲(読み)さいうん

精選版 日本国語大辞典 「塞雲」の意味・読み・例文・類語

さい‐うん【塞雲】

〘名〙 とりでの上にかかる雲。辺塞にたなびく雲。
※和漢朗詠(1018頃)上「擣つ処には暁閨月の冷(すさま)じきことを愁ふ 裁ちもっては秋塞雲の寒きに寄す〈藤原篤茂〉」 〔李益‐夜上受降城聞笛詩〕

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