辺塞(読み)へんさい

精選版 日本国語大辞典 「辺塞」の意味・読み・例文・類語

へん‐さい【辺塞】

〘名〙 遠い国ざかい。辺境の地。辺垂
※続日本紀‐養老五年(721)六月乙酉「陸奥筑紫辺塞之民、数遇煙塵」 〔史記‐三王世家〕

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デジタル大辞泉 「辺塞」の意味・読み・例文・類語

へん‐さい【辺塞】

都から遠く離れた国境の地。辺境。また、その地を守るとりで。

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普及版 字通 「辺塞」の読み・字形・画数・意味

【辺塞】へんさい

国境のとりで。〔漢学師承記、八、顧炎武〕蓋し炎武、西北すること三十年に垂(なんなん)とし、邊塞亭皆目を經(へ)たり。故に能く之れを言ふこと了了(れうれう)たり。

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