塞・塁(読み)そこ

精選版 日本国語大辞典 「塞・塁」の意味・読み・例文・類語

そこ【塞・塁】

〘名〙 要害の地に設けてあるとりで。要塞(ようさい)
書紀(720)敏達一二年是歳(前田本訓)「毎に、要害(ぬみ)の所に、堅く、塁塞(ソコ)を築けむ」
太平記(14C後)一九「とても勝べき軍ならずと一筋に皆思切たりけれは城を堅し塁(ソコ)を深くする謀(はかりこと)をも事とせす」

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