堺市史史料(読み)さかいしししりよう

日本歴史地名大系 「堺市史史料」の解説

堺市史史料
さかいしししりよう

一四五冊 堺市立中央図書館蔵

解説 昭和四―六年刊行の堺市史編纂当時、収集し、筆写された史料稿本。第一輯は明治前の史料で一〇五冊、第二輯は明治以後で四〇冊からなり、前者幕政自治農政土木寺院・神社・漁業・工業・商業文芸・風俗・伝記に分類されている。これらの史料のうち一部は堺市史の巻四から巻六の資料編に収載され、昭和四〇年代の堺市史続編刊行に際してさらに残りの一部が抜粋収載された(巻五)。稿本に収録された史料の原本戦災などによってほとんど消滅・散逸したため、旧堺市域に関しては唯一のまとまった史料集となっている。なお別に写真編三八冊がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android