堂上村(読み)どうのうえむら

日本歴史地名大系 「堂上村」の解説

堂上村
どうのうえむら

[現在地名]上石津町上多良かみたら

名及なぎゆう村の北西にある山村。文禄五年(一五九六)の多良山年貢割帳(西脇文書)に「道ノ上」とあるのは当村のことか。元和九年(一六二三)の時・多良郷家付帳(東高木文書)に堂ノ上村とみえ、家数二二のうち奉公人三。寛永六年(一六二九)徳川家光朱印状(市田文書)では当村一二一石余が旗本高木貞勝(西高木家)に宛行われている。元禄郷帳では高一二二石余で西高木家領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報