城之腰村(読み)じようのこしむら

日本歴史地名大系 「城之腰村」の解説

城之腰村
じようのこしむら

[現在地名]焼津市城之腰

北新田きたしんでん村の南に位置し、益津ましづ郡に属する。西はほり(黒石川)を境に焼津村、東は駿河湾に臨み、焼津湊がある。慶長九年(一六〇四)検地が行われた(天明七年「村明細帳」焼津市立図書館蔵)。寛永一九年(一六四二)の田中領郷村高帳に城腰村とみえ、高六五石余、田中藩領。寛文四年(一六六四)の西尾忠成領知目録(寛文朱印留)には「城腰村之内」とあり、この頃は相給支配であったと推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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