型押・形押(読み)かたおし

精選版 日本国語大辞典 「型押・形押」の意味・読み・例文・類語

かた‐おし【型押・形押】

〘名〙 熱可塑性を利用して、熱と圧力凹凸模様を布や紙などにつけること。また、そうして加工したもの。
潮騒(1954)〈三島由紀夫〉一三「中年向きの茶色のも箱型で、駝鳥の革まがひの型捺しがまことに凝ってゐて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報