土堂村(読み)つちどうむら

日本歴史地名大系 「土堂村」の解説

土堂村
つちどうむら

[現在地名]弘前市土堂

弘前城下の西北にあり、北は薬師堂やくしどう村、南は藤代ふじしろ村、東は同村の支村田中たなか村、西は横町よこまち(現中津軽郡岩木町)に接する。

革秀かくしゆう寺に宛てた元和九年(一六二三)の津軽信枚黒印寺領宛行状(国立史料館蔵)に村名があり、村内に革秀寺の寺領があった。

正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の鼻和はなわ郡の新田に村名があり、村高四七八・一二石。寛文四年(一六六四)の高辻帳では一二三五・九石と倍以上になる。貞享四年(一六八七)検地帳によれば、村高七七一・六〇六石、うち田方七一四・六七二石、畑方五六・九三四石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android