園橋(読み)ぎおんばし

日本歴史地名大系 「園橋」の解説

園橋
ぎおんばし

[現在地名]本渡市船之尾町・中央新町

本渡市街の中心部を流れる町山口まちやまぐち川に架かる多脚式の石橋。県指定重要文化財。橋のたもとの架橋碑によれば、天保三年(一八三二)町山口村の庄屋大谷健之助が発起人となり、商人久屋与一平・若松屋次平・叶屋伊平を世話人下浦しもうら村の石屋辰右衛門を棟梁として完成。橋の長さ二八・六メートル、幅三・三メートル。五本ずつ並べた橋脚石が九列、その上にほぼ同じ大きさの一〇本ずつの石材をかけて路面にしている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android