国道二四三号(読み)こくどうにひやくよんじゆうさんごう

日本歴史地名大系 「国道二四三号」の解説

国道二四三号
こくどうにひやくよんじゆうさんごう

網走支庁所在地の網走市からほぼ南東へ向かい、網走郡美幌びほろ町と釧路支庁川上かわかみ弟子屈てしかが町境の阿寒あかん国立公園美幌峠、同町内の屈斜路くつしやろ湖・摩周ましゆう温泉などを経由して東に進み、根室支庁野付のつけ別海べつかい町などを経て根室支庁所在地の根室市に至る路線。網走―美幌間は国道三九号、根室市厚床あつとこ―根室間は国道四四号と併用される。併用区間を除く延長は一四〇・八キロ。うち美幌―屈斜路湖畔は道東の主要観光地の一つ美幌峠にちなんで美幌国道と通称される観光道路、屈斜路湖畔―厚床間は昭和四四年(一九六九)からの新酪農村建設(パイロットファーム)にちなみパイロット国道と通称されている産業道路である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android