国者(読み)クニモノ

デジタル大辞泉 「国者」の意味・読み・例文・類語

くに‐もの【国者】

地方の人。また、同郷の人。
「―どうしで国言葉を使うのは、もとより当然である」〈鴎外ヰタ‐セクスアリス

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「国者」の意味・読み・例文・類語

くに‐もの【国者】

〘名〙 地方の人。田舎の人。また、同じ地方の出身の人。
咄本・かの子ばなし(1690)下「ふしあなよりとなりせっちんにゐけるものをみれば、我等が国もの也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android