因果経(読み)インガキョウ

デジタル大辞泉 「因果経」の意味・読み・例文・類語

いんが‐きょう〔イングワキヤウ〕【因果経】

過去現在因果経」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「因果経」の意味・読み・例文・類語

いんが‐きょう イングヮキャウ【因果経】

[一] (「過去現在因果経」の略称) 釈迦伝記一種因果応報による仏の出現を説く。古くから絵入りの経巻が作られ、これを絵(え)因果経という。
平家(13C前)灌頂「因果経には、『欲知過去因、見其現在果〈略〉』ととかれたり」
[二] 鳩摩羅什(くまらじゅう)訳と伝える仏説因果経。一巻。

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