四谷尾張町(読み)よつやおわりちよう

日本歴史地名大系 「四谷尾張町」の解説

四谷尾張町
よつやおわりちよう

[現在地名]新宿区四谷一丁目

明治二年(一八六九)に四谷大通を挟んで四谷伝馬よつやてんま町一丁目の南にある天徳寺てんとくじ門前代地が改称して起立。当地一帯は寛永一四年(一六三七)尾張藩が下屋敷として拝領(のち中屋敷となる)。弘化三年(一八四六)に上地され、北部の都合一千四七二坪は芝天徳寺の門前町屋の代地となった。明治五年に南に続く旧尾張徳川家中屋敷の残地とその南の出雲広瀬藩松平氏の上屋敷を編入

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報