四杉村(読み)よつすぎむら

日本歴史地名大系 「四杉村」の解説

四杉村
よつすぎむら

[現在地名]織田町四ツ杉よつすぎ

はま街道に沿い、東は三崎みさき村、西は山中やまなか村、南と北は山地がせまる。享禄元年(一五二八)一一月二八日付織田寺々庫収納田数帳(劔神社文書)に「惣社家代分」として「壱貫文 林之宮御神前三寸料 四ツ杉在之関新左衛門尉手作」と記され、つるぎ大明神領に含まれていた。

慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では「大田庄」に含まれ、正保郷帳によれば田方九九石余・畠方一七石。はじめ福井藩領で、貞享三年(一六八六)幕府領、元禄一〇年(一六九七)高森藩領、正徳元年(一七一一)再び幕府領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android