四土(読み)しど

精選版 日本国語大辞典 「四土」の意味・読み・例文・類語

し‐ど【四土】

〘名〙 仏語仏土四つに分けたもの。天台宗で説く、凡聖同居土、方便有余土、実報無障礙土、常寂光土総称。また、他に法身土、報身土、応身土、化土の四種、法性土、自受用土、他受用土、変化土の四種を説くものもある。
本朝文粋(1060頃)一二・西方極楽讚〈具平親王〉「四土不二極楽国、三身即一阿彌陀」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android