喟然(読み)キゼン

デジタル大辞泉 「喟然」の意味・読み・例文・類語

き‐ぜん【×喟然】

[ト・タル][文][形動タリ]ため息をつくさま。嘆息するさま。
主人の小野里代議士は―として長嘆息を洩らした」〈魯庵社会百面相

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「喟然」の意味・読み・例文・類語

き‐ぜん【喟然】

〘形動タリ〙 (「喟」はためいきをつく意) ためいきをつく様子。嘆息するさま。
秘蔵宝鑰(830頃)中「公子忙然無言喟然良久」 〔論語‐子罕〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「喟然」の読み・字形・画数・意味

【喟然】きぜん

ためいきをつくさま。〔論語、先進〕夫子喟然としてじて曰く、吾は(曾)點に與(くみ)せんと。

字通「喟」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android