唄物(読み)うたもの

精選版 日本国語大辞典 「唄物」の意味・読み・例文・類語

うた‐もの【唄物】

〘名〙 箏曲(そうきょく)地唄で、楽器技巧よりも歌に重きを置いて作曲された曲。⇔手事物(てごともの)
※社会観察万年筆(1914)〈松崎天民〉蛮カラ列伝「組、手箏(てごと)歌物(ウタモノ)古今組など数あるが中に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android