精選版 日本国語大辞典 「品定」の意味・読み・例文・類語 しな‐さだめ【品定】 〘名〙① 優劣や品質を批判し判定すること。品評。※書紀(720)天武二年五月乙酉(寛文版訓)「其の考選(シナサタメかふりたま)はんことは官人之例(つかさあるひとのあと)に准(なすら)へ」※源氏(1001‐14頃)夕顔「ありしあま夜のしなさだめの後」② 特に、「源氏‐帚木」の雨夜の品定めをさしていう。→雨夜(あまよ)の品定め。※十訓抄(1252)七「鳥羽院御時、雨いと降ける夜、若殿上人あまた集て、古きためしの品定もや有けん」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報