デジタル大辞泉 「哀れぶ」の意味・読み・例文・類語 あわれ・ぶ〔あはれぶ〕【哀れぶ/×憐れぶ】 [動バ四]1 「哀れむ1」に同じ。「慈悲の心深くして、人を―・ぶ事仏の如く」〈今昔・一一・二〉2 「哀れむ2」に同じ。「花をめで、鳥をうらやみ、霞かすみを―・び、露をかなしぶ心」〈古今・仮名序〉[動バ上二]「哀れむ」に同じ。「神聞き―・びさせ給ひて」〈大鏡・道長下〉[補説]もとは上二段活用で、その後多く四段活用に変化して用いられたものか。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例