和歌道筋(読み)わかみちすじ

日本歴史地名大系 「和歌道筋」の解説

和歌道筋
わかみちすじ

[現在地名]和歌山市小松原通こまつばらどおり一―九丁目・小松原こまつばら五―六丁目

きよう橋より和歌浦わかのうらに至る和歌道に沿う南北の武家町で、うち吹上ふきあげ地区に入るのは小松原通二丁目より九丁目付近。この筋より東に入る横町てら町・みぞノ町・豊原とよはら町・磯山いそやま町・北河岸きたかわぎし町など、西に入る町に茶屋ちややノ町・しばノ町などがある。「紀伊名所図会」は「此道は元和以後開かれし所にて、列松道を挟める直道なり」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android