和奈見村(読み)わなみむら

日本歴史地名大系 「和奈見村」の解説

和奈見村
わなみむら

[現在地名]河原町和奈見

蛇行して北へ流れる千代川西岸に位置し、北は八日市ようかいち村、南の対岸智頭ちず下鷹狩しもたかがり(現用瀬町)。「因幡志」は「氏神都波奈弥神社」と記し、村名はその略称とする。正保国絵図正保郷帳には和波村と記されたが、元禄国絵図作成時に和奈見村と改称(元禄一四年「変地其外相改目録」県立博物館蔵)。拝領高一二九石余、本免五ツ四分。川口氏・荒尾氏の給地があった(給人所付帳)。宝暦一一年(一七六一)の巡見使案内懐中鑑(西郷小学校蔵)による家数二四。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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