命拾(読み)いのちびろい

精選版 日本国語大辞典 「命拾」の意味・読み・例文・類語

いのち‐びろい ‥びろひ【命拾】

〘名〙 死ぬはずの命が幸運にも助かること。九死一生を得ること。
※咄本・はつ鰹(1781)湯上り「さてさて貴様は仕合な人だ。今の御士が、定てゆるしはせまいとおもったに、命ひろひをさしやった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android