味部屋(読み)みそべや

日本歴史地名大系 「味部屋」の解説

部屋
みそべや

[現在地名]佐倉市宮小路町みやこうじまち

宮小路の北に位置する城外の侍屋敷地。大久保忠朝時代には中間長屋などがあった(「佐倉絵図」小田原市立図書館蔵)。松平乗邑時代の佐倉城絵図(篠丸家蔵)には味噌蔵と長屋二棟、稲葉正知時代の佐倉城府内之図(佐倉市蔵)にはミソベヤと矢場がみえる。堀田正愛時代の佐倉城絵図(佐倉市史付図)にもミソ部屋とみえる。嘉永三年(一八五〇)当時の畑六反余、代銭一九貫八六文、銭渡二六名(「堀田家中畑年貢代銭渡帳」佐倉市保管文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android