吾妻高湯[温泉](読み)あづまたかゆ

百科事典マイペディア 「吾妻高湯[温泉]」の意味・わかりやすい解説

吾妻高湯[温泉]【あづまたかゆ】

福島市にあり,旧名信夫(しのぶ)高湯。吾妻山東麓磐梯吾妻スカイラインの北東入口に当たる。福島盆地,霊山(りょうぜん)の展望のよい行楽温泉で,冬は一帯スキー場となる。含石膏ミョウバン硫化水素泉。41〜49℃。1595年の湯役銭の記録が残っており,17世紀には湯小屋の経営が入札制となっていた。東北本線福島駅の西16km,バスが通じる。正式には高湯という。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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