吹頻(読み)ふきしく

精選版 日本国語大辞典 「吹頻」の意味・読み・例文・類語

ふき‐し・く【吹頻】

〘自カ四〙 =ふきしきる(吹頻)
※後撰(951‐953頃)秋中・三〇八「白露に風の吹敷秋の野はつらぬきとめぬ玉ぞちりける〈文屋朝康〉」

ふき‐しき・る【吹頻】

〘自ラ四〙 しきりに吹く。盛んに吹く。吹きしく。
狭衣物語(1069‐77頃か)三「木枯、あらあらしう吹しきりたるに、庭火、いたくまよひてふきかけらるるを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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