向本折村(読み)むかいもとおりむら

日本歴史地名大系 「向本折村」の解説

向本折村
むかいもとおりむら

[現在地名]小松市向本折町

小松町の南に位置し、小松町の南部を本折といったので、それに相対するための村名。東は須天すあま村、南は今江いまえ村、西は今江潟本村地家じけといい、枝村に海老えび町・村・はま村がある。正保郷帳では高七三〇石余、田方二六町五反余・畑方一一町四反余、新田高九一石余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高一千三三石、免四ツ三分、小物成は鮭役二〇一匁、葭役三貫二九〇匁、湖役一九〇匁、地子銀二匁(ほか七八匁退転)・板船櫂役三一〇匁(ほか五匁退転)、鳥役五八匁(出来)であった(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android