吉雄忠次郎(読み)よしお ちゅうじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉雄忠次郎」の解説

吉雄忠次郎 よしお-ちゅうじろう

1787-1833 江戸時代後期のオランダ通詞
天明7年生まれ。文政6年馬場佐十郎の跡をつぎ天文方詰めの通詞となる。9年郷里長崎にかえりシーボルトの翻訳を手伝う。11年シーボルト事件に連座して出羽(でわ)米沢藩(山形県)預けとなり,天保(てんぽう)4年2月29日同地で病没。47歳。名は永宣。字(あざな)は永民。号は呉州

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