可部安都志(読み)かべ あつし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「可部安都志」の解説

可部安都志 かべ-あつし

1806-1873 江戸後期-明治時代の医師,国学者。
文化3年4月29日生まれ。可部赤邇(あかに)の父。大橋仰軒らに医を,のち山口西園漢学をまなび,平田篤胤の門で国学をおさめる。嘉永(かえい)4年石見(いわみ)(島根県)津和野藩校養老館でおしえ,本道医師兼外科の免鑑をうけた。明治6年5月8日死去。68歳。通称は純庵,愛平。号は都留廼舎。著作に「美特理能小草」「医道源流」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android